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寒くなってきましたね。空気も乾燥してきて、エアコンをかけていなくても、朝型にはのどがカラカラになっていてりします。

最近当クリニックでも頭痛外来を始めたこともあり、今回は慢性頭痛について少しお話してみたいと思います。

実は頭痛もちだという方はとても多いのではないでしょうか。つらくてもいつものことなのであまり気に留めていない人、どうせ治らないからとあきらめている人・・・かくいう私も、実は片頭痛があるのですが、頭痛の勉強をする前はそうとは気づきませんでした。ときどき頭痛が出ても仕事や学校のない日で、数時間休んでいれば治ってしまいます。慣れもあり20歳を過ぎてからはほとんど出なくなってきていたので、気にも留めていませんでした。でもそういえば、中高生の頃は結構つらかったような気もします。

最近は片頭痛の特効薬ができて、ほとんどの片頭痛はこれで抑えることができるようになりました。

また薬を使わずに、鼻咽腔処置で慢性頭痛を軽減できる場合も多いのです。

さらに問題なのは、市販の鎮痛薬の乱用が頭痛の悪化を引き起こし、中毒のような悪循環に陥っている人がとても多いということです。

皆さんは大丈夫でしょうか?

家事や仕事の手を休めなくてはならないような頭痛を繰り返している方、市販の鎮痛薬を月に10回以上飲むという方、そんな方はちゃんとした頭痛治療を受けた方が良いでしょう。

ここに、代表的な慢性頭痛である緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛の特徴と診断基準を挙げますので、参考にしてください。

1、緊張型頭痛の特徴

・側頭部   
・軽度(日常生活に支障ない)   
・日常の動作で悪化しない

2、 片頭痛の特徴

・    遅くとも30代までに初発作  
・  女性に多い  
・  遺伝性
・  誘因(ストレス解放、チョコレート、睡眠の過不足など)
・     予兆期(〜3日);腰や背中の凝り、疲労感など
・     前兆期(20分位);(ない場合もある)
      閃輝暗点、顔や手足にピリピリした感覚、失語
・     頭痛期(4〜72時間);悪心、嘔吐、感覚過敏
・     寛解期;眠気
・     回復期(半日〜3日);疲労感

前兆のない片頭痛の診断基準
頭痛回数;5回以上(いままで5回以上頭痛があったということ)
頭痛の持続;4〜72時間(治療なし、あるいは無効の場合)
頭痛の特徴;以下のうち2項目以上
・         片側性
・         拍動性
・         中等ないし強度(日常生活が妨げられる)
・         日常的動作により増悪(歩行、階段昇降など)
随伴症状;発作中に以下のうち1項目
・         悪心と、あるいは嘔吐
・         光過敏、音過敏
・         その他による頭痛が否定できる

3、群発頭痛の特徴

・男性に多い
・1日に何度か強い頭痛が毎日約2ヶ月続いてとまり、また1,2年して同様の頭痛。

群発頭痛の診断基準
A,B~Dを満たす発作が5回以上ある
B,未治療で一側性の重度の極めて重度の頭痛が、眼窩部、眼窩上部または側頭部のいずれか1つ以上の部位に、15〜180分持続する。
C,頭痛と同側に少なくとも以下の少なくとも1項目を伴う
・         結膜充血または流涙(あるいはその両方)
・         鼻閉または鼻漏(あるいはその両方)
・         眼瞼浮腫
・         前頭部および顔面の発汗
・         縮瞳または眼瞼下垂(あるいはその両方)
・         落ち着きがない、あるいは興奮した様子
D,発作頻度は1回/2日〜8回/1日である
E,その他の疾患によらない


まとめ

・     生活に支障のあるような頭痛のある人は、頭痛治療を受けてみては?

・     頭痛に対し月に10回以上鎮痛薬を服用している人は、頭痛治療を受けた方が良いでしょう。

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