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Vol.9 スギ花粉症・・・治療

暖かいですね。スギの花粉も例年より早くから飛び始め、3月始めの今がピークでしょうか。外来にも、花粉症の患者さんが多数みえます。
さて、ちょっと遅くなってしまいましたが、今回は花粉症の治療について少しお話してみたいと思います。

一旦花粉症になってしまうと、残念ながらなかなかなおるものではありません。体質を改善する根本的な治療は、減感作療法というのがあります。軽症のひとは、これでほとんど症状が出なくなることもあります。ただし、現在まだ毎週注射が必要な治療ですし、やっている施設も限られています。(当院では2008年から始めました。)舌下での減感作療法の治験が進められており、数年すればもっと安全に、楽に治療ができるようになるかもしれません。

一般的なのは、やはり薬で症状を抑える治療でしょう。症状の出る2週間前から治療を始める初期治療をすると、症状が出始めてから治療をするよりも症状が軽く抑えられることがわかっています。いったん症状が出てしまうと、アレルギーを起こす細胞や物質が沢山出てしまい、症状もひどくなりやすいし、強い薬を使わないと抑えられなくなってしまうのです。ですから、処方してもらった薬は症状によって飲んだりのまなかったりではなく、医師の指示通りに内服しましょう。抗アレルギー薬のなかでも抗ヒスタミン薬は眠くなるものも多いですが、眠くならないタイプや漢方薬、ステロイドなどの他、点鼻や点眼も有効です。その人の症状と体質に合わせて色々な薬の使い方がありますので、積極的に要望を担当医に伝えましょう。ただし、市販の点鼻は即効性はあるものの習慣性のある成分が入っているので、ひどいときだけ使用するようにしましょう。

薬を飲んでいるのに急にひどくなった場合は、荒れた粘膜から細菌が入ってきて炎症を起こしている場合があります。色のついた鼻汁が出たら、担当医に相談した方がいいでしょう。

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