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アレルギー性鼻炎(花粉症も含む)

アレルギー性鼻炎とは

本来は無害な物質アレルゲン(ハウスダスト・スギ・ヒノキ・ペット・カビなど)に対して身体が過剰反応を起こした状態。このアレルゲンによって引き起こされる鼻炎を『アレルギー性鼻炎』といいます。

症状

様々な症状が現れますが、くしゃみ・鼻水・鼻詰まりの3症状が揃うとアレルギー性鼻炎の可能性が高いと考えられます。


くしゃみ:立て続けに出るくしゃみが特徴です
鼻水:さらさらした鼻水が特徴です
鼻づまり:左右交互につまるのが特徴です

検査

鼻汁好酸球検査
鼻水を採取してその中に好酸球というアレルギー性炎症を起こす細胞の有無を調べる検査です。

抗原検査
採血(特異的IgE)と皮膚検査(スクラッチ)があります。内服薬の状況で検査できない場合もあります。

治療

生活改善
薬物療法
*上記のほかにも様々なお薬が存在します。ご自分の体質・生活スタイルにあったお薬を見つけましょう。
★アレルギー免疫療法★(スギ・ダニのみ)
舌下錠と皮下注射の治療薬があります。アレルゲンを敢えて投与することにより体質改善を図りアレルギー症状を起こさないようにする治療法です。
現在唯一の根本的な治療で、新たなアレルギー発症を予防する効果も認められています。効果には個人差があり、スギ・ダニ以外は治療薬がなく、アナフィラキシーの可能性等の欠点もあります。
治療期間は3年(可能なら5年)以上で、増量期は毎週、維持期は毎月の通院が必要です。

舌下錠
抗原舌下錠を毎日、舌下で1分間保持してから飲み込みます。1カ月程度の増量期には口内炎やノドのイガイガを感じることがあります。薬は自己管理です。

皮下注射(減感作療法)
半年程の増量きは毎週少しずつ増量して薬を腕に注射します。アナフィラキシーのリスクが高いものの、スケジュールは当院で管理します。
手術療法
鼻粘膜を高周波で焼く(注:当院はレーザーではありません。)ことにより、鼻水や鼻詰まりをおこりにくくさせます。症状の軽減は期待できますが、根本治療ではないため数ヶ月から数年で症状が戻ることがあります。
※手術は予約制です。診察で診断後に術前検査や説明等もございます。
術後1ヶ月程度は処置通院が必要です。
また、当院では手術のできる日が限られておりますのでご了承ください。